中国農業大学からの学長招待を受けたWAFI2023への出席及び 大学間学術交流協定の締結

11月2日から3日にかけて、中国・北京で開催されたWorld Agri-Food Innovation (WAFI) Conferenceへ中国農業大学の孫其信学長より本学の兒玉浩明学長へ招待があり、学長代理として大島一里副学長(企画・将来計画担当理事)が出席し、会議に合わせて同大学との調印式を行いました。

国際会議には60か国以上から300名以上の研究者等が集まり、”WAFI University Presidents Forum”と題したラウンドテーブルでは、大島副学長をはじめ、北京林業大学(中国)、貴州大学(中国)、ハンガリー農業生命科学大学、モンゴル生命科学大学、ムズンベ大学(タンザニア)の学長等から、農業分野におけるイノベーションと将来のリーダーを担う若者の育成について、各大学の実例が紹介されるとともに、意見交換が行われました。

また11月2日、同会場にて中国農業大学との研究及び教育の活性化を図ること等を目的に、大学間学術交流協定に係る調印式を行いました。同大学とは2000年から大学間交流協定を締結しており、これまで研究者や学生交流が行われており、調印式には、同大学の杜太生副学長(国際)や唐莹国際部長らが参加しました。

大島副学長からは、WAFI2023開催にかかる祝辞や両大学における学術交流の深化を祈念する挨拶が行われ、孫学長から、これまで日本からの支援によって中国が発展を遂げることができたことや、今後の展望として同大学における農業の技術を地方に広げ、学術交流を促進させること等について挨拶が行われました。

本学としては、本調印式を機に、同大学との学術交流がより発展するとともに、活発で持続的な交流の実現に寄与することが期待されます。

 

WAFI University Presidents Forumにてスピーチする大島副学長(右)
中国農業科学院 李世訪教授(中央右)と会食した大島理事(中央左)
中国農業大学の教授・学生のほか、賀振 元佐賀大学農学部客員研究員 ※現・揚州大学教授(左から三番目)とも再会
大学間学術交流協定・学生交流覚書の更新に係る調印式の様子
(左:大島副学長 右:孫学長)

 

【本件に関するお問い合わせ先】

佐賀大学学術研究部研究推進課国際企画室

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