スリランカ・教育省大学助成委員会長が兒玉学長を表敬訪問しました

佐賀大学を卒業し現在はスリランカの大学行政のトップに立つ教育省大学助成委員会の会長であるサンパタ・アマラトゥンガ氏が、兒玉学長や豊田研究・社会連携担当理事を12月26日、表敬訪問しました。

 

アマラトゥンガ氏は、2003年まで5年間本学で学び修士号と博士号を取得し、スリランカへの帰国後、2014年から2020年まで、スリ・ジャヤワルダナプラ大学の学長を務めました。また、2021年の春の叙勲に合わせた外国人叙勲で、日本とスリランカの学術交流と相互理解の促進に寄与した功績が評価され、旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)を受章しています。

 

表敬訪問に先立ち25日、経済学部で行われた「スリランカの債務再編における日本の役割」についての講演では、留学生を含む本学学生及び教員35名が参加しました。翌日26日の学長表敬訪問では、兒玉学長よりの歓迎の挨拶後、アマラトゥンガ氏より「日本で学ぶなら佐賀で学びたい」と思ったことや本学での学び以外でも地域の方々とも多く交流したことなど、思い出話が披露されたほか、本学での学びや学びの環境が、スリランカ帰国後に教育環境の整備の重要性に影響を与えたことなど、感謝が述べられました。その後、兒玉学長より有田焼の飾り皿を記念品として贈呈し、記念撮影を経て和やかに表敬訪問は終了しました。

 

表敬訪問後、同氏は本学キャンパス内にオフィスを構える株式会社オプティムを訪問し、ドローンを活用した農業支援技術などの紹介や施設見学を行い同社員と熱心に意見交換を行うなど、今回の一連の訪問を機に、両国の学術交流の広がりと強化が図られることが期待されます。

 

     

              サンパタ・アマラトゥンガ会長(左)と兒玉学長            表敬時の記念撮影

 

     

                   経済学部での講義の様子                  オプティムでの様子

 

【本件に関するお問い合わせ先】
佐賀大学 学術研究部 研究推進課国際企画室
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