中国・貴州省の高校生が佐賀大学の学生らと国際交流

 佐賀県が主催する中国貴州省青少年交流事業の一環として8月19日、日本語を学ぶ中国貴州省の貴陽市第十中学校の高校1年生と2年生と関係者ら12名が佐賀大学を訪問し、佐賀大学学生らや留学生との交流を行った。

 冒頭で三島伸雄国際交流推進センター長から歓迎の挨拶を述べ、佐賀県の伝統工芸品である有田焼のお皿が記念品として贈呈された。交流会では、谷晶紅経済学部准教授のアレンジのもと本学学生らや留学生からは佐賀県や佐賀大学について、また貴州省の 高校生からは自校の高校生活について、お互いの学校生活や文化を日本語で紹介した。また、折り紙体験が行われ、高校生らは大学学生らと協力し、苦戦しながらも色とりどりの折り鶴を折ることを楽しむなど文化交流を行った。

 その後、高校生たちは本学の研究成果を紹介する国際展示ルームや附属図書館を見学した後、大学食堂で本学学生らとともに昼食を楽しんだ。交流会を通じて打ち解け、和気あいあいとした雰囲気が繰り広げられた。

 佐賀県と中国・貴州省は23年間にわたって友好交流関係にあり、本学では2022年3月にオンラインで当校と交流会を実施しており、今回初めて対面での交流が実現した。また本学は2022年12月に貴州省にある貴州民族大学と大学間学術交流協定の締結を行い、貴州省の学生や研究者との交流を行っている。今回の訪問は、3時間あまりの短い時間ではあるが貴州省の高校生と日本人大学生らの双方にとって、有意義な訪問となった。

  歓迎の挨拶を行う三島国際交流推進センター長
   貴陽市第十中学校副校長(左)
  三島国際交流推進センター長(右)
   貴陽市第十中学校ご一行と佐賀大学学生ら、
   谷経済学部准教授(2列目左)
        折り紙体験の様子
   国際展示ルームキャンパスツアーの様子
        附属図書館前にて
      大学会館での昼食の様子