佐大生の方へ 海外留学について

留学した先輩の声

● 交換留学

   「留学」という言葉を聞くと、なんとなくすごいイメージを思い描く人が多いのではないでしょうか?きっと流暢な外国語でペラペラ現地の人としゃべれるのだろうなぁとか、なんとなく自分とはかけ離れた言葉だなとか…。大学に入学してからも僕自身「国際交流」や「留学」とはかけ離れた生活を送っていました。
 そんな僕が「海外」と初めて接点を持つきっかけとなったのは大学3年の時の中国のハルビン工業大学での一か月のサマープログラムでした。当時は中国語の授業すら受けたことがなかったので知識はゼロの状態で、このプログラムが終わるころにようやく同じクラスメイトに知識を絞り絞って少しの会話ができるようになっていきました。決して十分な結果や成長はありませんでしたが、それでもこの1か月の経験から語学、専門分野、将来の面でも「留学」というのも視野に入れたいと思い、このプログラムが終わってすぐに佐賀大学の国際課で交換留学の申請をしました。
 交換留学先の北京工業大学に留学してから最初の三ヶ月は、一番下のクラスで地道に中国語勉強していました。ここでも言いたいことがあるのにそれを中国語することができないけど、とりあえず「うん」「そうなんだ~」と同意して、いろいろな感想を聞かれても常に「おもしろかった」などと答える感じから入って、いろんな人と話してみることからはじめてみました。実は案外この方法が良くて、友達との会話からどんどん表現法や話の展開法、発音などを参考にさせてもらい急激に成長しました。そのおかげか結果的に帰国するころには一番上のクラスで中国語を勉強できるまでに語学力が上がりました。
 語学以外にも北京工業大学の化学系の研究室に配属されて研究室が行っているプロジェクトに参加するなど専門の授業も受けたり、学外の授業やイベントにも参加したり、旅行もしたりしました。僕の個人的な意見ですが、留学においてとても重要なことは学内のみの勉強でなく、いか にキャンパスの枠を超えた幅広い範囲での学びなのかなあと思います。僕の周りにはそれぞれがそれぞれの目的をもって日々生活をしていました。単に自分が面白い仲間と出会えただけなのかもしれませんが、約1年間すごく刺激的な生活ができたと思っています。  
 大学3年の夏が僕の進路を大きく変えたなと、今振り返ってそう感じたのですが、これからも頑張っていきたいです。留学が気になっているものの足踏みしている人がいたら、短期プログラムにまず参加してみるものいいかもしれません。
新野公介
(理工・26年度卒)
中国 
北京工業大学
 2012.4~2013.3
 

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