佐大生の方へ 海外留学について

留学した先輩の声

● 交換留学

   私がフランスへの長期留学を思い立ったきっかけは、大学2年生の時に、佐賀大学と提携している中国ハルビン工業大学への1ヶ月間の短期留学を経験したことでした。その時は、単純に海外へ行ってみたいと言う短絡的な考えで参加したのですが、中国の学生、またそこに集まった世界各国の留学生の勉学への姿勢や個々人の雰囲気を実感した時、私は、なんとなくだらだらと過ごしてきた自分の大学生活に危機感を覚えました。彼らは、自らの将来設計を具体的に持ち、語学に関しては、2ヶ国語は話せて当たり前で、大学では3ヶ国語目、多い人は4,5カ国語目の言語を学んでいたのです。
 正直なところ、私は、大学で履修していたフランス語に対して苦手意識を持っていました。だからこそ、フランス語圏への留学を決意しました。フランス語しか話せない環境に自らを置くことで、言語の習得をしようと考えたので す。また、自分を精神的に鍛え、何か自分の強みになるものを持ちたいという思いもありました。  
 留学当初は、知り合いが一人もいない状態からのスタートでしたので、初めのうちは辛いことが多かったのですが、次第に友人も増え、多くのことを体験し、今では全てが自分の糧になっていることを実感しています。
 私の留学していたブルゴーニュという地方は美食の町とも言われており、大学での授業も、フランス語の他に「ワイン学」や「美食学」など地域特色豊かな講義を受講することができ、大変有意義でした。中でも、「演劇」の授業に参加し、各国の留学生と共に学内にある劇場で喜劇を演じたことはとても印象強く残っています。また、EU内ということもあり、休暇を利用して容易にフランス以外のヨーロッパ文化に親しむ機会が多く与えられました。
 留学を通して、言語の習得はもちろんですが、自分自身を客観的に見つ めることや、相手の気持ちや立場、生きてきた環境を考慮しながら相手の話を聞くこと、助け合いながら生きていくことの大切さを学びました。また、フランス人の親友が出来たことも私の中で大きな変化でした。彼女とは留学中の多くの時間を共にし、今でも頻繁に連絡を取り合っています。フランスに留学して良かったと心から思います。  
 私は、留学生活の中で多くの方に助けられ、その支援は本当に心地よく有難いものばかりでした。この経験を忘れず、今後は、日本において、生活する外国人の方々をサポートしていくことが出来るような人材となりたいと思っています。
山崎和奏
(文教・4年)
フランス 
ブルゴーニュ大学
 2012.10~2013.6
 

このページのトップへ